映画

映画「心が叫びたがってるんだ。」を観てからなんだかふわふわしている

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「心が叫びたがってるんだ。」を観ました。

公開前からあの花の一挙放送・ドラマ化・CMなど鬼のようにプロモーションかかってたので、とても楽しみにしていました。夏の終わりにこんな映画が公開されるなら観るしかなかった。

映画を観終わってから、なんだかずっとふわふわしている。帰りの銀座線の中で「ここさけ」でエゴサーチして色々な感想を流し読みしながら、ずっとにやにやしてたと思う。「はやく2回目観たい!」「順ちゃん可愛すぎる」…うんうん、分かるよその気持ち。

公開前の特別番組を見て、監督・脚本・作画監督の3人はとらドラ・あの花と同じメンバーで作ったこと、制作中の色んなエピソードを知って「このメンバーならまたいい作品が作れるはず」という空気感がひしひし伝わってきた。こんなチームで仕事できること、作品を世に出せるってすごく良いなぁ羨ましいと思えた。このメンバーじゃなきゃだめなんだ、っていうチーム感が素敵。

感動青春群像劇

幼い頃のトラウマを抱えたまま高校生になった女の子が実行委員のメンバーと一緒に成長し、一人立ちしていく物語。高校の出し物行事を通して、担任が抜擢した実行委員4人が葛藤して成長していく。あぁこれぞ青春よ…高校生の時にみんな同じような経験をしているから、この映画を見ると誰もがクラスメートの視線に自然となれる。最初のミュージカルを面倒がる冷めた目線から「順がんばれ!」って応援しちゃうようになるまで一緒に並んで追いかけられる。

ファミレスで野球部の後輩に怒鳴るシーンはとても良かった。言葉の持つ怖さ、何もかもぶっ壊してしまう恐怖を何より分かっている順が自分で立ち上がる最初の一歩をふめたシーンだった。おとなになってそのことを分かったつもりでいても実際は自分を守りがちだから、なんだかグッときてしまった。

物語はどこかで事件が起きるものだ。順がお城に篭ってしまったのも同情はできるが、自分はどこか腑に落ちていない。納得いかない!王子様だと思っていた人が実は違っていたことを知って、受け入れられずに逃げ出してしまう脆さの表現なのか。全部なかったことにしてやる!的な。それとも担任の先生の言葉を引き立たせるための演出だったのか。

「ミュージカルっていうのは奇跡が起こるものなんだ」

どちらもあるかもしれないけれど、自分は後者だと思う、思いたい。王子様だと思っていた人にあんな暴言浴びせるのは言葉の持つ怖さを分かっている順がすることじゃない、してほしくなかった。それがスクランブルエッグ、色々なものがかき混ぜられた混沌としたものの象徴としての行動だったのかもしれないけれど…なんかやだ!笑

色々意見分かれそうだけど、人の成長や立ち上がりのきっかけって先生が言うように奇跡的なものかもしれない。4人が抱えている葛藤・前に進みたい気持ちがぶつかりながら最後の終わり方が生まれて、結果として順は変われて順が坂上・仁藤・田崎を変わらせたと思うし、最後の田崎の予想外の動き出しがまた順を成長させるかもしれない。これからの展開もぼんやり楽しみになってしまう人間ドラマは自分の気持ちを前向きにしてくれるものだった。

個人的には仁藤の葛藤にもう少しスポットライトが当たって欲しかったなと思う。立ち位置として全体を俯瞰できていたのはおそらく仁藤だけで、この子なしではこの物語は進まなかったはずなのに王子様を奪ったタチの悪い女という印象があまりに強くなってしまった気がする。田崎はあの花のポッポみたいな立ち位置だと思うのでここでは言及しません。というか田崎の「一体何がお前をそうさせたんだ…?」と言いたくなるほど一気に観客を置いてけぼりにする手法は斬新で面白かった。笑

そう考えると、この4人を抜擢した先生はどこまで見越してたんだろう?とまで考えてしまう。それは野暮かしら。全ては担任の掌の上だったのか。

あと最後の乃木坂46の主題歌「今、話したい誰かがいる」の映画とのフィット感が凄まじかった。エンドロールが始まってから途中で立ち上がって帰る人が誰一人いなかった。映画のストーリー全部をすっぽり集約したような、うっとりしちゃう歌詞とメロディーだった。「何度目の青空か?」で分かっていたけれど、乃木坂は合唱ソングを本当にきれいに歌えて大好き。これ、youtubeじゃなくて劇場で聞いてほしい絶対!良さにビビる。鳥肌もの。

いい映画に出会えてよかった。自分にも叫びたいことはあるのかな。


映画『心が叫びたがってるんだ。』公式サイト
http://www.kokosake.jp/

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