アユタヤでおそらく最も有名な観光スポットですよね。
木に覆われた仏様の頭がある「ワット・プラ・マハタート」へ行きました。建立されたのは1374年。タイの王様が遺骨を納めるために建てられ、ビルマとの戦争で破壊された寺院です。
木々が多く茂っている遺跡へ足を踏み入れると、かの有名な仏頭がありました。
これは切り落とされた仏頭が長い年月をかけて自然と木に覆われたものらしいです。木は今も成長しており、あと数年後には仏頭は見られなくなるかもしれないそうです。やはり写真撮影の定番スポットになっていて、ガイドさんが流れ作業のごとく写真撮影を捌いてました。笑
写真撮影の際に気をつけることは、仏頭より自分の頭が高くならないように必ずしゃがむこと!仏様を見下ろすのは確かにバチ当たりそうですよね。
仏頭の写真撮影をしたら遺跡を散策しましょう。
しばらく散策していると気付くと思います。頭部がない仏像が多い、と。
仏頭は当時高値で売れたらしく、ビルマ軍が戦争の最中に頭部を持ち去っていったとのことでした。頭だけがない仏像が並んでる様子は逆に神聖さを感じられて、不思議な気分になります。これが遺跡散策の醍醐味かもしれません。
遺跡内には様々な形の仏塔があります。
コーン型のクメール様式のものや、先が尖ったスリランカ様式のものが点在しているので、建物を見るのも面白いですよ。クメール様式の仏塔はかわいい。遺跡初心者だと塔の形だけでも面白いし楽しめますね。
ワット・プラ・マハタート、とても素敵な場所でした♡